丹波布サポーター養成講座実施中です
以前にご紹介した丹波布サポーター養成講座の3回目が昨日終了いたしました。丹波市観光協会が主催となり、丹波市民のおもてなし力を向上することを目的とした事業です。伝統文化の側面から観光資源としての丹波布の活用を提案する形で、応募しこの講座を開催することになりました。
そして私たちの心配をよそに、定員15名を大きく超える27名の参加者が集まりました。
第一回目の11月5日の講座は「民藝」について。大阪日本民芸館の学芸員さんを講師にお話をしていただきました。民藝について歴史的、文化的、社会的な多方面から解説していただきました。

また、11月26日に行われた第2回目では、丹波布の歴史と工程を学んでいただいた後、丹波布の制作工程の中でも大切な“糸紡ぎ”を体験していただきました。展示した染料や素材にも興味を持っていただき、積極的に質問していただきました。
そして、昨日12月3日に行われた第3回目では、丹波布を使いティッシュケースを手縫いするワークショップを開催しました。和気あいあいとそれぞれ素敵な出来上がりました。


ワークショップ後には、意見交換会が行われ丹波布を良い形で広めるために、たくさんのご意見をいただくことができました。
当協会初めての事業ですが、参加の方々のお蔭でとても良い雰囲気で講座を終えることができました。関係者一同、心より感謝しております。
このサポーター事業が、これからより良い形で継続できるようにしていきたいと思っています。
来年二月は、いよいよサポーターさん実践の場として、丹波新聞社会館一階ロビーで開かれる「丹波布展」で、活躍していただけます。展示会については、後日詳しくお知らせいたします。