丹波布技術保存会技術者協会について
丹波布技術保存会技術者協会は、丹波布技術認定者の横のつながりや、丹波布の技術伝承のあり方について取り組んでいきたいとの思いから、丹波布の技術保存や普及、啓発等を目的とし、2010年に設立されました。また、手紡ぎ、草木で染め、手織り、緯(よこ)につまみ糸(撚りの甘い絹糸)を織り込むこといった丹波布の4原則に付随する細則を決め、検品制度も整えて、会員が作品を発表する際には、品質が揃うようにしています。
それぞれの技術者は、自宅工房で制作するため年数回、交流会や勉強会を開き情報交換や技術の向上にも努めています。
出来上がった作品は、反物として、また現代の生活で使っていただけるような形に仕上げ、問屋さんや展示会、お店等で発表しています。
かつて、農家の主婦の副業として作られていた丹波布は、常に生活の中で作られていました。そして、今も仕事や子育て、介護、主婦業といった日々の生活に寄り添いながら作られています。
そんな生活の中から生まれた丹波布を是非、
大切な日々の生活の中で使っていただきたいと、願っております。
アドバイザー
富山 弘基氏 (染織研究家 元「染織と生活」社編集長)
近藤 健一氏 (大正紡績株式会社 営業部長)
喬木 リエ氏 (ライフスタイルコーディネーター NIKI主催)
[exhbition]
丹波布展 2013年、2014年、2015年、2016年、2017年 @旧西垣和子邸
丹波布展 秋 2016年、2017年 @篠山鳳凰会館
丹波布展 2016年 @GULIGULI(大阪府池田市)
[media]
染織アルファ 2014年
フルハップ 2015年 佐野珠寶氏の花と共に撮影
美しい着物 2015年 冬号
[Work Shop]
2016年 @大阪日本民芸館(糸紡ぎ、機織り、丹波布の栞作り)
2016年 @阪急百貨店「民藝と暮らす」(糸紡ぎ実演とクルミボタン作り)
[event]
かいばら100円笑店街 2015年、2016年、2017年
「民藝と暮らす」(阪急百貨店梅田本店・plugブースにて)2016年、2017年